肝細胞研究会 2005.7.8-9
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会長挨拶

 肝細胞研究会は肝臓を構成する細胞に関する研究の発展向上を図ることを目的として発足された研究会であります。本研究会では、肝実質細胞および非実質細胞の構造と機能、肝幹細胞および肝臓の発生・分化、肝疾患と肝構成細胞の病態生理、肝疾患に対する治療法の確立などに関する基礎と臨床の研究者の交流に努めております。肝臓は代謝の中心をなす器官であり、また主要な免疫組織でもあります。肝臓の諸機能あるいは発生・再生過程の分子・細胞レベルでの理解は創薬や治療法開発にとり必須であります。さらに、肝臓は臨床的に重要な臓器であるのみならず、基礎生物学としても極めて興味深い器官であります。肝臓の細胞生物学的研究の重要性はますます増加しており、本研究会の会員数も急増し300名余となっております。

 本研究会では、各種肝細胞に関する最新の研究成果を発表し討論する学術集会を毎年開催して、肝細胞研究の発展に努めております。第12回肝細胞研究会は2005年7月8日(金)・9日(土)の二日間にわたり東京大学医学部鉄門記念講堂において開催されます。特別講演として理化学研究所、発生再生研究センターの西川伸一先生に「ES細胞の分化誘導法の開発と分化追跡のデータベース」をお願いしております。また、パネルディスカッション「臨床医から基礎研究者への提案」を企画しており、臨床医が真に必要としている基礎研究課題を提案していただき、基礎と臨床との融合を図りたく思っております。さらに、シンポジウムとして「肝臓の発生/分化」と「肝障害と再生」を予定しており、肝細胞の増殖や分化のメカニズムに関する演題、あるいはウイルスや薬剤等による肝炎、線維化、肝硬変、肝癌の発症と再生の機序に関する演題を募集いたします。また、若手研究者による優れた研究発表に対する表彰も行いたいと思っております。会員は勿論のこと、非会員の方々にも意欲的な演題を応募していただき、本研究会への御出席をお願い申し上げます。

第12回肝細胞研究会会長
東京大学分子細胞生物学研究所教授

宮島 篤

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